新しいものを生み出すためには、
あたり前の発想を捨てなくては。
そこに日本メーカーの希望がある。
あたり前の発想を捨てなくては。
そこに日本メーカーの希望がある。
挑戦に失敗はない
私たちメーカーは、常に新しいものをつくり続けていく存在です。それは冒険。挑戦です。そして、なにかを生み出そうとする時には、必ず障害があります。障害が多いほど、乗り越えなければならない壁が高いほど、生み出されたものは強いものになります。
トップメーカーとしての誇りは持っています。その素晴らしさ、強さも、同時に維持することの大変さも知っています。しかしそこに、守るべきもの、変えていけないものなど何もないのです。全てを変えようとして、それでも変えられないものがあるとすれば、結果的に守るべきものだったということでしょう。
ダイクレのスタッフ全員が挑戦者であってほしいと思います。新しい技術、新しい営業、新しい経理、新しい人事。自分の持ち場、自分のスタイルで、それはなんでもいいのです。
そのことに経営陣がブレーキをかけることはありません。人は自分の常識でしか判断はできません。議論を尽くしみんなが良いといったものの中には、あたり前のものしか残りません。それでは日本のメーカーは、世界と戦えないのです。
全力をぶつけさえすれば、挑戦に失敗はありません。たとえ当初の目標に達さないとしても、そこには必ず何かが残ります。積み重ねた試みは知見となり、人が成長します。失敗とは、中途半端なところで投げ出した時にのみ生まれるものなのです。
新しいものを生み出すのは、知識や理屈ではなく、感性や本能など、より人間の起源にある力です。ダイクレの希望も課題も、最初から最後まで人材の中にあると言っていいでしょう。人と違う何かを持つ人材、新しい挑戦をいとわない人材と、これからのダイクレを作っていきたいと考えております。